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鳥は季節によって住む場所を変えるのに、人間はなぜその地に住みたがるのか

「鳥は季節によって住む場所を変えるのに 人間はなぜその地に住みたがるのか」私が19歳頃に書いた詩です。


6年前の今夜、熊本、大分で震度6強の地震が発生しました。

更に翌日の夜にも、震度6強が発生!震度6弱は3回。連続する大地震によって甚大な被害をもたらしました。


「大地震は続いては起きない」と思っていた常識を覆しました。

これを機に、報道や注意警報の表現も大きく変わりました。


大きな揺れを経験すると、少しの揺れでも敏感に反応して「怖い」と感じます。

それが、更に大きな揺れが来るかもしれないとなると、恐怖心は2倍3倍になります。


離れた場所に避難する方法もありますが、殆どの方々は、その地から離れる事ができません。

理由はたくさんあります。

東日本大震災の時に、被災された方々との会話で、その理由をつきつけられました。

そのひとつが「家族の行方を毎日探し続けている」でした。

言葉がありません。


安全な場所で、安全な建物の中で安全に暮らすにはお金が必要です。

勿論お金だけの問題でもありません。


「ふるさと」「家族」「親戚」「友人」「仕事」と離れて、新しい環境を選択する事が

簡単な人もいれば、断腸の思いで実行する人、そして絶対に不可能な人。

いろいろです。


「災害は起きないで欲しい」この言葉に尽きます。






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