給水車の現状

​平成24年度の資料によると、国内の給水車の台数は約1000台です。

(参考文献:(公財)水道技術センター資料

東京都には11台の給水車があります。

人口が1,315万人ですので約120万人が1台の給水車に頼る事になります。

あり得ません!では地方の場合はどうでしょう?

香川県の場合99万人に対し4台ですので約24万人が1台に頼る事になります。

給水車は約2tの水を運べますが、給水車から水を得るのはいつになる事でしょう・・・

​しかし他県からの支援は必ず実施されます。

数日後、東京都に全国の1000台が集まったとします。給水車1台に対し1万3千人が頼る事になります。24時間以内に少量の水が手に入るかもしれません。

(給水車の給水場所や交通(運搬)状況も影響します。)

 

都会での大規模災害や広範囲の地方災害では給水車の早期支援は難しいと思います。阪神大震災や東日本大震災がそれを物語っています。

支援物資も同様です。

実際に2018年・2019年の豪雨及び台風災害において給水車による給水量制限が実施されています。これが実情です。

備蓄は最低3日間分、出来れば1週間から10日間分と指導があります。

首都直下や南海トラフ巨大地震の場合は、最低10日間分の備蓄が必要だと指導されています。しかし、多量の水を備蓄する事は安易ではありません。

「UFボードの場合」最大約10tですから給水車約5台分の飲料水・生活用水がつくれます。リスクを分散させる為にも防災倉庫への備蓄をご検討願います。

給水車数 (公財)水道技術センター資料参照  単位 台数:台

人口    国税調査平成22年度  単位:万人

※他の文献では全国の給水車の台数は1,286台となっておりました。同文献では南海トラフ巨大地震における給水車の実態検証が記載されており、各都道府県等の保有台数・支援距離・給水距離・稼働人員・配布時間・断水被害状況などさまざまな項目を試算しており、その結果「全給水車の容量を合計した場合でも給水車のみでは応急給水量として十分ではない結果となった」と記述されています。

また、2019年に発生した台風19号において、翌日の断水約13万5千戸に対し稼働給水車は51台。

これが現状です。

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