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また地震です。&給水車の実情について

昨日、青森県で震度5弱の地震が発生致しました。大きな被害はない模様ですのですが、北日本ではこの数か月で震度4以上の地震が続いています。

昨日の地震は「東日本大震災の余震」であると報道されており、約9年が経過しても余震がある事に驚きました。

話しは変わりますが、厚生労働省の資料によると、今年の台風19号による断水及び給水支援状況の資料よれば約13万世帯の断水に対して稼働した給水車は51台です。単純に1世帯が20㍑タンクを持って並んだ場合、約4~5日に1度給水可能となります。

1世帯給水時間を約1分として100人で1時間半です。給水車への給水及び移動時間を1時間半とした場合、約3時間で100世帯ですので、約4.5日に1回となります。実際はどうだったのでしょうか?水量制限は間違いなく実施されたと思います。(1日1世帯6㍑など・・・)

西日本豪雨でも支援訪問した広島県三原市では給水車からの水量制限が実施され1世帯の支援水量は1日6㍑でした。

多くの皆さんが給水車支援は必ず来る、数時間かかるかもしれないが給水は可能であると思っていると思います。

また、南海トラフ地震のおける給水車対応の予測報告書では「給水車だけでの支援は不可能。各自の備蓄増量を推進する」とあります。

自治体・自主防災・個人・企業の備蓄量は現実的に増量は不可能です。予算がありません。保管場所がありません。

となれば水を確保する方法は限られてきます。

災害の中でも「地震」は突然発生します。

災害に対する関心は着実に増加傾向にあります。先ずは関心を持つことが大切です。でないと備蓄・準備しません。

冷静沈着も大切な事ですが、「焦る」事も大切です。焦るから逃げる、焦るから準備をします。

なんでもご相談ください。出来る範囲ですが、我々の考え方や情報を提供させて頂きますので、情報収集にご利用ください。

今後とも宜しくお願い致します。

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