同じ災害はない。だから備蓄が難しい。
千葉県の台風被害いやハリケーン被害は想像を超える状況です。改めてお見舞い申し上げます。
さて、電気に対する考え方が大きく変わりそうです。
①太陽光発電②蓄電池③オール電化Vsガス④発電機などのキーワードが挙げられています。
弊社は建築業界とのお付き合いが多く、雨戸の話題もちらほら。
昔は当たり前だった雨戸ですが、最近の住宅には存在しません。費用とデザインの影響だと思います。
窓ガラスの破損による宅内被害を現実に見せられ、かつ昨年の大阪に続いての強風被害は危機感を感じざる得ません。
話は戻って災害時の電気については早期復旧が基本的な考え方でした。
備蓄の本当はいらないものリストに発電機の表記を拝見した事もあります。
私が言いたいのは、「同じ災害はない」と云う事です。
電気に困った災害もあれば、電気はあるが水がない。物資が余る場所もあれば、足りない場所もある。
寒さに耐える避難所もあれば、暑さに耐える避難所もある。
都会の災害。地方の災害。災害規模によっても大きく変わります。必要だと思うものが不要だったり不要だと思うものが必要だったり。同じ災害はないのですから、誰にもわかりません。だから、想定や備蓄が難しいのです。
電気で成り立っている現代では、電気は広範囲に影響を及ぼします。通信・情報・照明・調理・室内環境・交通規制そして「水」も断水に追いやられます。現代人は電気に頼りすぎている傾向にあるのかもしれません。