戦争を知らない子供たち
私が幼いころ、「戦争を知らない子供たち」という歌が流行りました。私は昭和42年生まれです。戦争を知りません。
昨年の岡山県真備町訪問時の映像を母親に見せた際「戦争の時みたいやな」と言いました。
土に覆われた道路を多数のトラックが荷台に人を乗せ瓦礫を運ぶ。みんな誇り対策で口にタオルを巻いていた映像です。
話しは変わり24年前の1月22日(17日から5日後)、私は兵庫県のとある駅に降りました。改札を抜けると、みんなハンカチやタオルを口にあてています。私もハンカチを取り出し口を覆いました。「阪神淡路大震災」です。
香川県から大阪に向かいたくて、電車と歩きで移動しました。
大阪に着くと何も変わらないいつもの大阪でしたが。その道中は全く違う世界でした。
あれから24年、今年成人を迎えた方も含め、「阪神大震災を知らない人たち」が増えています。
「阪神大震災を知らない子供たち・・・」「戦争を知らない子供たち」が流行った理由が少し分かる気がします。
ルミナリエの本当の意味。京都祇園祭りの本当の意味。東北の石碑
先人の言葉を大切にしなくてはいけないと感じます。
改めて、阪神淡路大震災で犠牲となりました6434人の方のご冥福をお祈り申し上げます。