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私たちは避難所に頼ります。その避難所は・・・

  • 執筆者の写真: pirico19
    pirico19
  • 2018年10月19日
  • 読了時間: 2分

季節は秋!イベントのシーズンに突入しました。とあるイベントでの出来事です。

約1000人の企業の総務課の方の言葉

お客様:「1000人規模の備蓄となると数量的にも大変なので、避難所を活用する事になっています。」

ピリコ:「避難所に行っても私の経験から、多くの備蓄はありませんよ」

お客様:「そんな事はないでしょ!避難所ですよ!」

ピリコ:「避難所には確認されたましたか?」

お客様:「していません」

ピリコ:「一度、避難所に確認される事をお勧め致します。また人数も多いですし、その事も含め打ち合わせが必要かと・・・」

   「更に避難所の備蓄も話しだけではなく、現物の確認を是非実施してください。」

お客様:わかりました。でも避難所ですから相当の準備は絶対にしていると思いますが確認してみます。」

数時間後

避難所のお客様:市より避難所指定の要望があり、一応承諾しているのですが、正直なにも備蓄していないのですが・・・

ピリコ:備蓄水は?

避難所:0です。

    でも何かしないといけないと思うのですが・・・

これが現状です。過去の災害でも実証されています。

ただ、避難所側も予算も補助もなく、予算(お金)を使えるはずもないので、備蓄や準備(防災)できるはずがありません。

でも知っておいて欲しいのは、現状把握です。

会社はちゃんと備蓄しているだろう!妻が備蓄しているだろう!避難所には備蓄も防災も準備しているだろう!

市町村が対策をしているだろう!

先ずは、皆様のご家庭・避難所・会社などがどれだけの防災しているのか、現状把握してください。

もし、不十分と感じたなら、そこには理由が必ずあります。

残念ながら1番は予算です。

ないなら、ないなりの防災を考える為にも、先ずは現状把握を、今一度お願い致します。

市町村が全てをやってくれる。お水もお弁当も配ってくれると思っている方が今でもいらっしゃいます。

今年も、多くの方々が、災害で苦しんでいます。

秋には多くのイベントに参加もさせて頂きます。防災への意識の向上は実感しています。

更に少しでも多くの皆様にもう一度防災の事を気がかりにして頂ければと邁進して参ります。


 
 
 

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