東日本大震災11年
東日本大震災から今日で11年。
私は自宅テレビのキーワード録画で「災害」「防災」をキーワードにしています。
毎日数多くの番組が録画されています。全てを観る事は出来ません。
その中で、大震災を10歳前後に経験した人たちの今の防災に対する向き合い方の番組がありました。
「私たちは生き延びた。まだ子供だったので何もできなかった。ただ、子供としての避難生活の経験がある。
それを今の子供たちに伝えようとしても、何か違和感を感じて、うまく伝えきれない。どうやれば伝えられるのだろうか?」
といった内容でした。
「水」が実際にどれくらい必要か、体験で実感してもらう為に、目盛りつけたペットボトルを使い、
手洗い、洗顔、食器洗いなど、それぞれどれくらいの水を使うのか調べてみる。
そこから自分の家庭では、1日どれくらいの水が必要なのか?どのように使えば節水できるのか?
それぞれ体験してもらい、その内容を家族で話し合うといった内容でした。
1日3㍑最低3日分、出来れば1週間から10日間分と指導がありますが、それがどのように使った場合なのか?
本当にその量で大丈夫なのか?
頭では足りない事を、みんなわかっていても、実際に備蓄する時はその数値を参考にします。
しかし、多量の水を備蓄する事は、保管スペース的にも、費用的にも難しいのが現状です。
新型コロナウイルスに戦争など、次々に起こるこの時代。
雪の降る中で、電気も水も食料も不足する中、10日間暗い地下室で避難されている現状。
サバイバルにおいて、人が生き延びる為に必要な3つのキーワードは「水」と「体温保持」と「火」だと認識しています。
「防」とは予防、防災、防衛、防寒など「ふせぐ」「そなえる」を意味しています。
国や自治体の働きは、最大限に重要ですが、自分の身は自分で守る。
そして、近隣、友人、知人などの身近な人々の協力が最大限に重要です。
自助そして、共助の大切さを伝える事が、1番大切な防災だと改めて感じました。
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